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2022.1.30効果的なトレーニングの頻度について

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

効果的なトレーニングの頻度について

 

一般的に、今までトレーニング指導を受けたことがない人の場合、各部位の筋群を週に1回だけトレーニングすることで、筋力の著しい改善がみられます。

 

以前は、今までトレーニング指導を受けたことがない人の場合、各部位の筋群を週に2〜3回、同じ筋群について48時間以上間隔を空けてトレーニングするのが良いと言われていました。

 

しかし、現在では、正しいトレーニング種目の選択、正しい負荷、回数、セット数、量を行うことで週1回でも十分な成果が出ることが分かっています。

 

この筋力の著しい改善は、主に神経系が適応することで起こると言われています。

 

したがって、トレーニングの頻度が高いほど、神経系の適応が促され、トレーニング効果は高くなるでしょう。

 

ただし、今までトレーニング指導を受けたことがない人であれば、筋肉痛などのダメージも大きく出る可能性が高く、「どうしても早く成果が欲しい」、「どんなにキツくても期限までに目標達成したい」などではない限り、週1回のトレーニングから始めることをおすすめします。

 

トレーニング初心者のレベルを超えてくると、筋力の改善は主に筋系が適応することで起こっていきます。

 

この場合、毎週の総トレーニング量が同じであれば、週に1回でも、週に2回、3回でも筋肥大または筋力の改善において違いはみられないことが分かっています。

 

このことから、筋系に対して効果的な適応を促すためには、週あたりの各部位の筋群ごとの総トレーニング量が重要になり、トレーニング頻度は総量に次いで重要性があると考えられています。

 

したがって、週1回で、十分なトレーニング量が確保できる場合は、週1回でも良いですが、十分なトレーニング量が確保できない場合は、毎週の総トレーニング量を増やすために、より高いトレーニング頻度に変更することは、とても有効であると言えるでしょう。

 

ディトレーニングについて

 

ディトレーニングとは、トレーニングプログラムの中断や、怪我や病気によって、トレーニング時間を短くしたり、強度を引き下げたり、トレーニングを完全にやめたりした場合に起こります。

 

適切なトレーニング刺激がないと、トレーニングによって得た生理学的適応は失われます。

 

トレーニング刺激がなくなるとトレーニング前のレベルまで急速に低下することが分かっているのです。

 

トレーニングを定期的に行うことで、筋肉や骨、脳、心肺などにプラスの適応をもたらし、見た目や血液データ、身体のコンディションの改善といった様々な効果を手に入れることができます。

 

こういった変化もある程度時間が経つと、当たり前となり、トレーニングを始める前の状態を忘れてしまいがちになります。

 

こうなると、ディトレーニングが起こりやすくなるため注意が必要です。

 

トレーニング習慣が当たり前になることはとても素晴らしいことですが、トレーニングによって手に入れた理想の身体は、当たり前のものではなく、トレーニングをやめてしまうと失われてしまうことを理解しておきましょう。

 

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