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2021.3.16発育発達から考える体幹機能の重要性

体幹

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

「体幹トレーニング」ほとんどの方が聞いたことがあるトレーニングの一つではないでしょうか?

 

一段落してきたとはいっても、世の中まだまだ体幹トレーニングブームと言っても良いでしょう。

 

そんな体幹機能を鍛える重要性を人間の発育発達の過程から一緒に考えていきましょう。

 

発育発達の過程そのものが体幹トレーニング

 

ヒトの発育・発達過程は、体幹トレーニングそのものと言っても過言ではありません。

 

そもそも、ヒトは哺乳類の中で一番、長時間、長距離を移動できるようにデザインされています。その進化の過程で、直立二足歩行を長時間できるように、骨格機能や筋機能が遺伝子上にプログラムされてきました。

 

しかし、その能力を獲得するために、他の哺乳類は生まれて数時間で親と同じような歩行能力を手に入れるのに対し、ヒトだけが生まれて1年程度の時間をかけてゆっくりと体幹機能や歩行能力の学習をしていきます。それだけ、未熟で早熟な状態で生まれてくるのです。

 

したがって、ヒトは1年かけて学習をしないと、本来の体幹機能や移動能力を獲得できないしくみになっていることが分かります。

 

学習というのは、やらなくなると学習効果が薄れてきてしまうので、体幹機能や移動能力を維持するためには、学習し続けることがとても大切です。

 

どのくらいの体幹機能や移動能力を維持するべきか?

 

3歳であれば、3km、5歳であれば、5km、10歳であれば、10km、大人になったら30〜40km程度の歩行能力を本来持っているはずだと言われています。

 

このように一つは1日に歩ける総距離を基準にすると良いでしょう。ただ、なかなかそんな長い距離を歩く機会は無いと思います。

 

この総距離の他に、今重要視されているのが、歩行スピードです。

 

秒速1mを下回るスピード、つまり、時速3.6kmを下回ると、一気に健康被害、寝たきりや骨折が増えていくことが分かっています。

 

「頑張れば早く歩ける」、「頑張れば長く移動できる」、そんな状態であれば、長く続けていくことができません。

 

頑張っていない時に、先ほどのスピード以上で歩けているのかどうかということが大切になってきます。

 

まずは気付くこと、気付くための習慣作りが大切

 

正しい軸や正しい姿勢は日常生活のなかで、知らず知らずのうちにズレていきます。

 

そのズレていってしまう動作というのは、本人にとっては当たり前の動作なので、痛みや怪我が生じて初めて気づくことが多くなります。

 

つまり、身体のズレや身体の衰えを気付くことが大切で、日々身体のメンテナンスを習慣化することで、自分の変化に気付くことができるようになります。

 

軸がズレるのは当たり前のこと。しかし、そのズレを一定の範囲内でとどめていくことが大切になるのです。体幹機能の再学習を習慣として、継続することが大切です。

 

「頭では分かっていても、なかなか一人では実行できない」そんな方には、パーソナルトレーニングやグループレッスンがおすすめです。

 

トレーナーや一緒にトレーニングをする仲間がいることで、習慣化しやすくなります。パーソナルトレーニングやグループレッスンは、決して敷居の高いものではありません。仲間やトレーナーは、必ず一緒にやろうと励まし、背中を押してくれるでしょう。まずはお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

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