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2021.5.22柔軟性のしくみと柔軟性低下によるデメリット

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

ストレッチというと、運動の中でもポピュラーな種目のひとつです。

 

意外と知られていない柔軟性のしくみや柔軟性低下による恐ろしいデメリットを知っておきましょう。

 

柔軟性のしくみ

 

ほとんどの人が、筋肉はゴムのように伸び縮みするものだと思っているのではないでしょうか?

 

しかし、実際には筋肉はゴムのように伸びたり縮んだりすることはありません。

 

筋肉は、ゴムというよりもチェーンに近いものです。どういうことでしょうか?

 

1本のチェーンを想像してみてください。1本のチェーンを引っ張ったところでゴムのように伸びることはありませんが、新たにチェーンの輪っかの数が増えると、チェーンは長くなります。

 

つまり、筋肉は、ストレッチという刺激を受けると、筋肉が追加されて長くなることで柔軟性が上がるのです。

 

もう少し詳しく説明します。

 

筋肉は「筋線維」という細長い細胞を束ねた集合体です。この筋線維は、さらに無数の「筋原線維」から成り立っています。筋原線維は「筋節(サルコメア)」を一つひとつ繋ぎながら、まるでチェーンのように形成されています。

 

この筋節が筋肉の最小単位であり、筋節の数が増えれば、筋肉の長さが長くなります。筋節がチェーンを構成する一つひとつの輪っかであり、ストレッチをすることで、筋節の数が増えて、筋肉が長くなり、関節の可動域が広がって、柔軟性が向上するというしくみなのです。

 

柔軟性低下によるデメリット

 

柔軟性低下によるデメリットはさまざまなものが考えられます。柔軟性が低下し、筋肉の緊張度が高くなると、感覚が鈍くなり、血圧が上昇し、エネルギーの無駄が起こり、血行不良が生じます。

 

その結果、慢性疾患やその他多くの疾病にかかりやすくなり、疲労や痛み、苦痛を感じやすくなります。痛みを感じると、ますます筋肉の緊張度は増し、さらなる痛みを引き起こすという「痛み-緊張-痛み」サイクルを引き起こします。

 

「痛み-緊張-痛み」サイクルを起こした筋肉では、しばしば発痛点が見られます。発痛点とは「ピンと張りつめた帯状の筋肉組織の小結節の中の、鋭敏で興奮性の高い局所的な点」であり、しこりのような筋肉のかたまりのことをいいます。発痛点は、筋肉の伸びる能力を制限し、硬くしたり、弱くしたりして、関節可動域を制限する傾向にあります。

 

以上のような筋肉の状態は、筋肉の病気である、「筋・筋膜症候群」といわれます。この病気に対して最適な治療は筋肉をリラックスさせることです。筋肉の緊張を減少させる薬物療法よりもストレッチの方が効果的であるといわれています。

 

現代人の多くは、痛みやコリを感じやすい、疲れやすいなど柔軟性低下の兆候を感じていることでしょう。しかし、柔軟性が高く筋肉の状態が良い身体との比較ができるわけではないため、そのまま放置してしまう場合が多いのではないでしょうか?

 

柔軟性低下の兆候を感じていないと思っている人でも、ストレッチを始めることで、身体の変化を感じることができるでしょう。ストレッチを習慣化し、柔軟性が向上した身体は、軽く感じられ、腕や脚を簡単に動かすことができるようになります。調子の良い身体を手にすると、明らかにQuality of life(生活の質)が向上します。

 

ストレッチを始めるのに遅すぎるということはありません。その痛みや不快感を解消し、快適に動ける身体を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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