皆さん、こんにちは。
Up to dateトレーナーの菅原です。
ダイエット中でも欠かせない栄養素
ダイエットをする時にも、忘れないように摂取したい栄養素として、カルシウムがあげられます。
人間には、5種類の食欲があると言われています。
食欲は、満腹になるまで食べるように我々を駆り立てる、たった一つの強力な欲求だと見なされがちですが、それは間違っています。
お腹いっぱい食べたはずなのに、まだ何か食べ物を探しているような経験は誰しもあるのではないでしょうか?
単一の食欲では、栄養素をバランスよく組み合わせることができないため、栄養バランスを整えるためには、身体が必要とする栄養素を摂取するために、それぞれに別々の食欲が必要だというわけです。
具体的には、タンパク質、炭水化物、脂肪、ナトリウム、カルシウムという、3つの主要栄養素と、2つの特に重要な微量栄養素に対して、それぞれ食欲があると言われています。
それほど重要な栄養素の一つにカルシウムがあげられます。
この栄養素は、ダイエット中に不足しやすいという特徴があります。
カルシウムが不足することで、骨粗しょう症を発症してしまうリスクが高まります。
骨粗しょう症になると、転倒した時に骨折するリスクが高まります。
高齢者の寝たきりの原因のうち、実に20%が骨折だと言われています。
さらに、転倒骨折から寝たきりになったことで1年以内に死亡に至る人は、約15%というデータがあります。
したがって、ダイエットをする時にも、カルシウムの摂取と運動の習慣をつけることは非常に大切です。
また、骨の健康という視点でみると、水泳などの水中運動だけでは十分に骨に刺激が伝わらないので注意が必要です。
カルシウムを摂るときに気をつけたいこと
カルシウムの吸収率が高いのは、空腹時とされています。
また、カルシウムはマグネシウムと一緒に摂ることが重要で、そのバランスも意識することが必要です。
カルシウムとマグネシウムの理想のバランスは2対1です。
カルシウムが豊富な乳製品やいりこ、干しエビなどと一緒にマグネシウムが豊富なアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類と一緒に摂ると効果的です。
骨の健康を考えた食事では、カルシウム、マグネシウムのほかにも骨をつくる重要なビタミンKを摂取することも大切です。
ビタミンKを摂取するのにおすすめの食品は納豆です。
どうしても納豆が苦手な方は、アシタバやほうれん草などからビタミンKを摂ると良いでしょう。
ヨーグルトやチーズ、キムチなどの発酵食品を摂って、腸内環境を整えることも、ビタミンKが作られやすくなる効果があります。
自己流のダイエットでは、体重は落とせても、筋肉量や骨量が減ってしまい、リバウンドしやすいだけでなく、不健康な身体へと変わってしまうことが多くあります。
Up to dateでは、一時的な減量だけでなく、その後も一生使える食事の知識やトレーニングのやり方をお伝えしています。
健康への投資は、長い目で見るととても費用対効果の高い投資だといえます。
一生モノの食事やトレーニングの知識を早いうちから身につけるのはいかがでしょうか。
仕事や勉強のパフォーマンスアップにもつながります。
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