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2021.11.21三大栄養素の黄金比とその捉え方について

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

三大栄養素の黄金比とその捉え方について

 

三大栄養素とは、たんぱく質、炭水化物、脂質のことをいいます。

 

それぞれの栄養素には役割があり、それぞれの栄養素をどれだけ摂るかを考えることは重要です。

 

この三大栄養素の配分は「PFCバランス」や「PCFバランス」と呼ばれることもあります。

 

これは、各栄養素を英語で書いたProtein(たんぱく質)、Carbohydrate(炭水化物)、Fat(脂質)の頭文字を取ったものです。

 

自分の体格や目標に合わせて1日あたりの三大栄養素の摂取量を設定し、毎日の食事量を管理している人もいるでしょう。

 

ただし、気をつけなければいけないことは、計算で得られる数字はある程度の目安であり、絶対的に正しい答えではないということです。

 

実際に生活をするなかで、計算で得られた数字よりも摂取量を多くしたり少なくしたりした方が良いと気付く場面もあり、また、身体が必要とする栄養量は体重の変化、運動量の変化、加齢といった要因によって変化するものなのです。

 

つまり、計算で得られる答えは完璧なものではないということです。

 

また、毎日の三大栄養素の摂取量を数値化して管理する生活は、食べ物との健全な付き合い方を保つという意味では避けた方が良いでしょう。

 

いずれにしても、数字を絶対視してしまわない気持ちが重要です。

 

目安を設定することは重要ですが、その目安を達成できた、できなかったと白黒思考で捉えてしまうのは良くありません。

 

できなかった日が続くと、気持ちが切れてしまい、途中で投げ出してしまうリスクがあるからです。

 

そもそも、実際の食事量の管理もいつも100%の精度で行うことはできません。

 

ときには食べた物をひとつ食事量の計算に入れ忘れてしまうことがあるかもしれません。

 

食品パッケージのラベルを読み間違えることもあるでしょう。

 

食べたあとで栄養成分を確認すると少し多く摂りすぎていたことに気付くときもあるはずです。

 

こういうことが起きるのはごく自然なことで、大きな問題ではありません。

 

その日はそこでストップして、次の日にまたいつもの生活に戻れば大丈夫です。

 

ダイエットを始めるときは、誰しもやる気に満ち溢れていて、全てを完璧にしようとしてしまいがちです。

 

できた、できなかった、良い、悪い、「1」か「0」か、オール・オア・ナッシングの二者択一的な思考をしないことが特に重要です。

 

1と0の間には0.5があるように、その食事が「良い」と「悪い」は隣り合わせではありません。

 

「良い」と「悪い」の間で、何が変えられるかを考えて現実的な選択をすることで、1歩ずつ目標に近づいていくのです。

 

具体的なPFCバランスを設定する方法やなんとしてもダイエットを成功させたいという人はお気軽にご相談ください。

 

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