皆さん、こんにちは。
Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。
ウォーキングとランニングの違いについて
一般的に、ウォーキングとランニングの違いは、スピードの違いだと思われていますが、その違いの本質はスピードではなく、「左右の足の接地状況」にあります。
つまり、左右どちらかの足が常に地面についている場合は、ウォーキングといい、左右どちらの足も地面についていない「浮游期(floating phase)」が現れるとランニングと定義されます。
ウォーキングにもランニングにも左右どちらかの足が接地している「立脚期(support phase)」と呼ばれるフェーズがあります。
立脚期は、足が地面についてからつま先で蹴り出すまでの間のことをいいます。
一方で、蹴り出した後に足が地面を離れてから空中で前に移動して、次に再び足が接地されるまでの間は「遊脚期(recovery phase)」と定義されます。
ウォーキングもランニングも左右の足が立脚期と遊脚期を交互に繰り返すことで身体を前に進める動作で、特にランニングは左右両足が同時に遊脚となる浮游期があることが特徴です。
そのため、ランニングの動作では、片脚で体重を支持する能力が求められ、その片脚支持において、いかに身体の安定性を高めるかが重要になります。
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