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2021.9.18身体を支持する筋肉と動かす筋肉

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

身体を支持する筋肉と動かす筋肉

 

筋肉には、身体を支えるために働く筋肉と、身体を動かすために働く筋肉があります。

 

身体を動かす筋肉は身体の比較的表面にある大きな筋肉が多く、とても疲れやすく、本来は必要な時だけ活動するという特徴があります。

 

一方で、身体を支えるための筋肉は、身体の深層、骨に近いところにあり、関節の安定性を高める働きがあります。また、常に姿勢を安定させる役割を持ち、ほとんど休むことなく働き、これらの筋肉が休むことができるのは、レム睡眠の時だけだと言われています。

 

運動不足や活動低下で支持する筋肉が働かなくなる

 

運動不足や活動量の低下によって、この支えるための筋肉の働きが悪くなり、うまく身体を安定させることができなくなると、どんなことが起こるでしょうか?

 

支えるための筋肉が使えないため、身体を動かす筋肉を使って身体を固定し、関節を安定させようとします。

 

そうすると、私たちの身体は力が抜けなくなったり、ぎこちない動きしかできなくなったり、疲れやすくなったりします。

 

コロナ禍が続き、テレワークや外出自粛によって、運動不足や活動量の低下に拍車がかかり、多くの人がこのような状態に陥ってしまっています。

 

この状態でトレーニングを始めても、硬くなって、疲れやすくなった身体を動かす筋肉の状態は悪くなるばかりです。どうしたらそれぞれの筋肉が本来の働きを取り戻せるのでしょうか?

 

それぞれの筋肉本来の働きを取り戻す

 

身体を支える筋肉の働きが低下し、身体を動かす筋肉がその分まで働いている状態のとき、まずは身体を動かす筋肉を緩めることが重要です。

 

身体を動かす筋肉は比較的表面にある大きな筋肉が多いため、意識しやすいという特徴があります。この筋肉を先に緩めることで、身体の奥にある支えるための筋肉がしっかりと機能し、本来の働きを取り戻します。

 

そうすることで、重心の小さな移動に対し、脊柱を安定させることが可能になります。このことが、身体活動の基本であり、この脊柱を安定させる機能が整って初めて、身体は効率よく移動し、活動することができます。つまり、身体がスムーズに動き、疲れにくくなるのです。

 

背中には、脊柱起立筋や広背筋といった大きな筋肉が強い力を発揮しています。これに対して、深層にある小さな筋肉はその役割を果たすことができなくなると、その機能を再獲得させるのは簡単ではありません。

 

Up to dateでは、グループレッスンはストレッチポールやバランスボール、パーソナルトレーニングは高機能エクササイズマシンであるエンコンパスといった様々なツールを用いて本来の筋肉の機能を取り戻しながらトレーニングを行います。

 

体重を〇〇kg減らす、運動不足を解消するといったお客さまご自身のご要望を叶え、なおかつ、機能的で使いやすく、疲れにくい身体を手に入れることができます。

 

このような成果や身体は一朝一夕では手に入りませんが、習慣として運動を取り入れることで、少しずつ変化が感じられます。

 

身体は何歳からでも変えられます。気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

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