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2021.8.07柔軟性が低下する理由とストレッチ

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。

 

柔軟性が低下する理由は、加齢のせいではありません。

 

高齢の人でも身体が柔らかい人はもちろんいますし、身体が硬いと思っている人でも部位によっては柔らかい部位もあることが多いです。

 

柔軟性が低下する理由が加齢ではないとしたら、何が理由なのでしょうか?

 

理由の一つは、非活動的な生活習慣や運動不足です。

 

筋肉は運動などで積極的に動かし、伸び縮みを繰り返すことで柔軟性を保っています。非活動的な生活習慣や運動不足では、筋肉の伸び縮みが少なくなり、柔軟性が低下してしまうのです。

 

運動不足だと血液の循環も不十分になります。血液が運んでくれる酸素と栄養素は縮んだ筋肉を元通りに緩めてあげるためには、必要不可欠です。血行不足の状態が続くと筋肉は縮んだままとなり、柔軟性が落ちてしまうのです。

 

若い頃は運動不足でもそんなに不自由は感じないでしょう。ただし、運動不足のままであれば、20代をピークに年間約1%の割合で筋肉量は減っていくと言われています。

 

筋肉が減って筋力が下がると、どうなるでしょうか?

 

同じ動作をしても、今まで以上に疲れやすくなります。疲労が溜まると筋肉は硬くなり血液循環が低下します。筋肉を緩めるために必要な酸素と栄養素が足りなくなり、柔軟性が失われます。

 

非活動的な生活習慣や運動不足によって、柔軟性と筋力が落ちていくこと、筋力が落ちることでさらに柔軟性の低下に拍車をかけることが分かりました。

 

柔軟性の低下をとめて、柔軟性を回復・向上するには、ストレッチが効果的です。

 

ストレッチでは、身体の中でも最も反応性が高く、新陳代謝が盛んでアクティブな組織の一つである筋肉にアプローチする必要があります。筋肉を伸ばしているつもりでも、関節周りの関節包や靭帯を伸ばしてしまっている人は少なくありません。

 

ストレッチは、道具もいらず手軽に始められる運動ですが、自己流で行うと続かないばかりか怪我をしてしまう恐れもあります。

 

おすすめは、パーソナルトレーニングで自身の身体の状態を知り、自分に合ったストレッチを習うこと。

 

難しければ、ストレッチ本を買って、注意点やポイントを踏まえたうえで実施すると安全に効果的なストレッチができるでしょう。

 

ストレッチは何歳から始めても効果が出せます。ストレッチを始めるのに、遅すぎるということはないのです。

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