皆さん、こんにちは。
Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。
筋肉と冷え性の関係
朝晩が少しずつ冷えてきて、だんだんと肌寒い季節になってきました。
これからの季節は特に、手足の冷えに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
私がトレーニングを担当しているお客さまのなかにも、冷え性にお悩みの方がいらっしゃいました。
その方は、30代後半の女性で、入会当初は、「夏場でも、クーラーなどで部屋が冷えていると、足先が冷たくなるので、靴下が必須です」とおっしゃっていました。
週1回、60分のトレーニングを1年ほど続けられた時、「昨年と比べて手足の冷えはどうですか?」とお尋ねすると、「そういえば全く気にならないです。クーラーが効いていても裸足で平気になりました!」と長年の冷え性が改善したことを喜んでいました。
このように、筋肉を増やし、運動する習慣を身につけることで、冷え性は改善することができます。
人間の身体は、外の気温が寒くても暑くても、体温を36〜37度程度に保つようになっています。
気温は体温よりも低いのに、この体温を保っていられるのは、自分自身で熱を生み出し、体温を一定にコントロールしているからです。
この「熱を生み出す」という役割において、一番貢献しているのが筋肉です。
体内の熱生産の約6割を筋肉が担っていると言われています。
つまり、筋肉量が少なく、運動する習慣がない人は、体温を維持することが難しくなるということです。
冷え性の改善には、①筋肉量を増やすこと、②筋肉を動かして熱を生産する。
この2つが必要です。
冷えにお悩みの方は、筋肉を増やすトレーニングと、筋肉を動かす運動に取り組みましょう。
冷えに効果的なトレーニングが知りたい方は、お問い合わせよりお気軽にご相談ください。