皆さん、こんにちは。
Up to dateトレーナー菅原佑馬です。
『コンディショニング』という言葉を聞いたことはありますか?聞いたことはあるけど、何のことか分からない方も多いのではないでしょうか?
このブログを読めば、コンディショニングについて深く知ることができます。それでは、早速始めていきましょう。
コンディショニングとは?
コンディショニングという言葉を理解するためには、コンディションについても知っておかなければいけません。
コンディションとは、現在の身体の調子のことを言い、その日その時によって変化します。
そして、
コンディショニングとは、コンディションをより良い状態に向かわせること、良いコンディションを維持することです。
コンディショニングは、日常生活やスポーツの基盤となるもので、心身ともに健康でいるための全ての要因のことをいいます。運動以外にも、睡眠や栄養もコンディショニングの重要な要素となります。
身体のどこにも痛みや不具合なく、心身豊かに生活できることは、誰もが望むことではないでしょうか?そのため、常に身体をより良い状態に保つためのコンディショニングは、スポーツをする人も、そうでない人も、全ての人に必要なものだと言えるでしょう。
運動によるコンディショニングとは?
運動によるコンディショニングでは、痛みやパフォーマンス低下の原因となる動作不良を機能的な動作に改善していきます。
機能的な動作とは、どんな姿勢でも、全ての関節で適切な柔軟性があり、正しい順番で、正しい力加減での筋発揮ができている動作のことをいいます。
例えば、仰向けに寝ている姿勢と立った状態では、同じように右腕を上げる動作を行なったとしても、実は使っている筋肉が異なります。仰向けでは、ほとんど体幹の筋肉は使わなくて良いですが、立ち姿勢では、体幹の筋肉が使われないと、スムーズに右腕を上げることはできません。
他にも、肩関節が硬ければ、その分腰などの関節で動かない分を補おうとして、無理な動作が起こります。これを代償動作と呼びますが、そうして腰に負担がかかり痛みの原因になってしまうということはよくあります。
動作不良へのアプローチ
動作不良を見つけたら、硬い関節での適切な柔軟性の獲得、先に体幹の筋発揮が行われ、次に、動かしたい関節の筋発揮という正しい順番での動作学習、様々な姿勢でも同じように動かせるようにする動作学習、負荷をかけた状態でも同じように動かせるようにするトレーニングと段階的にプログラムを立てていきます。
そうすることで機能的な動作を習得していけるのです。
動作学習と表現したのは、勉強と同じで繰り返し行うことで、初めて自分のものになるからです。
Up to dateのグループトレーニングでは、運動によるコンディショニングを取り入れたトレーニングを受けられます。パーソナルトレーニングでは、さらに睡眠や栄養などを加えた、包括的なコンディショニングを受けることができます。
スポーツをする方も、そうでない方も、生活の中に『コンディショニング』を取り入れてみてはいかがでしょうか?