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2023.12.01国が運動を推奨へという記事について

 

皆さん、こんにちは。

 

Up to dateトレーナーの菅原です。

 

国が運動を推奨へという記事について

 

2023年11月27日に朝日新聞デジタルによってこちらの記事が公開されました。

 

『歩行「1日60分以上」、筋トレ「週2〜3回」で健康に 国が推奨へ』というタイトルで、厚生労働省の専門家委員会は、健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案を10年ぶりにまとめた。という内容でした。

 

気になる方は、ぜひ元の記事もご覧ください。

 

運動が推奨されることは、良いことですが、この記事では、説明しきれていない部分がありますので、以上の内容について、詳しく解説していきたいと思います。

 

そもそも、日本における身体活動・運動分野のガイドラインについては、平成元年に「健康づくりのための運動所要量」が策定されたのが始まりです。

 

その後、平成5年、平成18年、平成25年に運動指針が策定されました。

 

そして、平成25年(2013年)から10年が経過し、身体活動・運動に関する新たな科学的知見が蓄積されてきている一方で、「日常生活における歩数」や「運動習慣者の割合」の指標が、横ばいから減少傾向であるといった状況を踏まえ、身体活動・運動分野の取り組みをさらに推進するため、最新の科学的知見に基づき「健康づくりのための身体活動基準2013」を見直し、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」が策定されました。

 

記事のタイトルだけを見ると、日本国民全員が等しく取り組むべき事項であるという誤解を与えてしまいかねませんが、ガイドラインには、「個人差等を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組む」と明記されています。

 

今回の記事をきっかけに、運動を始めてみたいと思った方は、まずは運動指導の専門家(パーソナルトレーナー等)にご相談ください。

 

「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」に示された数値だけを頼りに、運動習慣を確立しようとしても、うまくいかない可能性が高く、怪我などにつながるリスクもあります。

 

また、運動初心者の人が、個人差等を踏まえ、強度や量を調整することは至難の業でしょう。

 

まずは、現在の身体の状態を把握し、目標・目的を明確にしたうえで、取り組み始めることをおすすめします。

 

そんな時に頼れる存在となるのが、運動指導の専門家(パーソナルトレーナー等)です。

 

体験レッスンもできますので、気になる方は、お気軽にご相談ください。

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