皆さん、こんにちは。
Up to dateトレーナーの菅原佑馬です。
移動能力と脳の大きさは比例する
とても複雑で、無限の可能性を秘めている脳は、基本的に、移動する生物だけにあるといわれます。
植物は移動しないため、脳はありません。
初めてこの世の中に脳細胞が出現したのは、およそ6億年前で、主な機能は動きを制御することだったと考えられています。
つまり、地球上に初めて現れた脳細胞の最も大切な仕事はその生物を移動させることだったというわけです。
栄養分を取り入れるために、その生物をあらゆる場所に移動させていたのです。
人類の脳も同じです。
最も大切な脳の仕事は、動きの制御だったと考えられ、今の時代でもそれは変わっていません。
そう考えると、もし身体を動かさなかったら、脳が影響を受けないはずはありません。
身体を動かすことで、脳が機能的に働いてくれるのです。
また、人間の脳は、身体の大きさに比べて大きいと言われます。
ある研究では、高い持久力を有する動物、つまり移動能力が高い動物の脳は大きいことが分かったのです。
人間と同じく持久力が高いラットやイヌも、体重に比べて脳が大きいです。
現代社会では、移動手段が多様化し、ほとんど身体を動かさなくても移動できるくらい便利になりました。
しかし、私たちの脳は、移動すること、身体を動かすことによって、発達し、機能的に働きます。
現代人が抱えているあらゆる心身の不調は、身体を動かさなくなったこと、移動能力が低下したことが原因となることが少なくありません。
調子の良い心身の状態を手に入れるためにも、今以上にパフォーマンスが発揮できる頭や肉体を手に入れるためにも、運動が大きな効果を発揮してくれます。
素晴らしい未来のために、今から運動習慣をスタートさせましょう。
すでに運動習慣がある人は、運動のやり方や取り組み方を定期的に振り返ることが大切です。
身体への自己投資は、早いうちから始めることで、大きなリターンを手に入れることができます。
気になる方は、お問い合わせよりお気軽にご相談ください。